喉の腫れを侮るな!放置しちゃいけない扁桃炎

扁桃炎の代表的な治療薬クラビット

主に喉の奥の左右に分布している扁桃は、外気を呼吸することを通じて多彩なウイルスや細菌が取り付き感染するリスクが高い部位です。
レンサ球菌やブドウ球菌などのほかクラミジアや梅毒トレポノーマなどの性感染症の原因菌が性的接触を通じて感染し炎症を引き起こしている場合もあるほどです。
このような細菌感染などを原因とする扁桃炎の治療は抗生物質を服用するのが基本です。
ただ抗生物質では効果のある抗菌スペクトラムが適合した治療薬を選択しないと、十分な治療効果を得ることは期待出来ません。
しかし厳密に原因菌を特定するのは時間がかかるので、想定される感染源になる細菌類に幅広く効果を発揮できれば速やかに治療を開始することがかないます。
このようなニーズに応えるのがクラビットになります。

クラビットは有効成分にレボフロキサシンを配合するニューキノロン系抗生物質の一種です。
その特徴は抗菌スペクトラムが広汎でグラム陰性菌・陽性菌などの細菌だけでなくマイコプラズマやレジオネラなどの病原性微生物にも効果を発揮します。
適用疾患も豊富な感染症治療薬で扁桃炎や呼吸器疾患をはじめ尿路感染症や皮膚感染症にも使用されています。

ニューキノロン系抗生物質に分類されるクラビットですが、主に細菌増殖に必要な酵素をそがいすることで殺菌的な作用を発揮します。
敷衍すれば、細菌増殖にはたんぱく質の合成が不可欠になるところですが、そのためにはDNAに収納されている遺伝情報が必要になります。
DNAを複製して正しくたんぱく質を合成するにはDNAシャイレースなどの酵素の働きが不可欠です。
ニューキノロン系抗生物質はこれらの酵素の働きを阻害する作用をもっているので、増殖することができなくなり殺菌的に効果を発揮します。
このメカニズムは数多くの細菌類に共通して備わっているものなので広汎な抗菌スペクトラムを備えているわけです。
このような特徴を持っているので有効成分にレボフロキサシンを配合するクラビットは扁桃炎治療薬に良く使用されています。

クラビットは服用方法や副作用などに注意

クラビットは扁桃炎をはじめとした各種の感染症治療薬に臨床現場で長年使用されてきたこともあり、ジェネリック医薬品も販売されています。
ジェネリック医薬品とは製薬特許の期間が切れた薬について同じ有効成分を配合したものを名前と添加成分などを代えて、販売されている薬のことです。
新薬開発のための研究費用が不要で製造設備さえ整っていれば生産を開始できるので先発薬に比べても低い薬価になっています。
クラビットのジェネリック医薬品はレボクインと言う商品名で販売されていますが、先発薬と同じ有効成分のレボフロキサシンを配合しています。

クラビットもレボクインも処方どおりの容量と日数はきっちり服用することが必要です。
最近ではニューキノロン系が多用されてきた影響で耐性菌の発生が深刻になっています。
耐性菌を抑えるためには薬剤と菌が接する時間を長くするよりも、時間よりも菌に接する濃度を高くするほうが有用性が高いとされています。
そこで服用期間を遵守するだけなく、服用方法にも留意してクラビットやレボクインを服用する姿勢が求められます。

クラビットやレボクインなどのニューキノロン系治療薬を服用するときには副作用の出現にも注意をはかる必要があります。
下痢・悪心や発疹などの副作用だけでなく腎機能障害やけいれんや譫妄などの中枢神経症状が現れる事例が報告されています。
腎機能が半分から3分の1程度に低下する高齢者ではこれらの副作用のリスクが高くなるので家族の方などは服用中は注意を怠らないことが大切です。

ところでクラビットは幅広い感染症に有効なので通販で常備薬の一つにしておくと何かと役に立ちます。
個人輸入の代行を取扱う通販サイトなどを利用すれば処方箋なしで購入できるので便利です。