喉の腫れを侮るな!放置しちゃいけない扁桃炎

リンパ節の腫れで扁桃炎を見つけよう

体にはいくつもの免疫器官がありますが、その中のひとつが「リンパ節」です。
リンパ節は全身のリンパ液が流れるリンパ管の途中にあり、細菌やウイルスなどが体内に侵入した場合には、それを攻撃・排除する働きがあります。
リンパ節が通常よりも晴れているという場合には、何らかの細菌もしくはウイルスに感染していることが考えられます。

咽頭炎や扁桃炎などに罹患した場合には、炎症が起こることによってリンパ節が腫れてしまう事があります。
扁桃炎などの早期発見のためには、リンパ節が腫れているかどうかを確認するという方法が有効です。
リンパ節の位置と通常の大きささえ分かっていれば、誰でも比較的簡単に確認することが出来るはずです。

扁桃炎になり、腫れる可能性のあるリンパ節の場所としては、喉に近い顎周りや後頭部、鎖骨等が挙げられます。
この部位を触ってみて、これまでに感じなかったしこりが感じられるという場合には、何らかの炎症が行っている可能性がありますので、注意が必要です。

なお、子供の場合は扁桃炎ではなくても、顎周りや後頭部、鎖骨のリンパ節が腫れ、しこりのような触り心地となることがあります。
主だった症状が見られないという場合でも、異常が感じられた場合には、医療機関を受診するようにしましょう。
早期発見をすることは早期回復に繋がりますし、健康に異常が無いということであれば、安心して日々を過ごすことが出来るでしょう。

扁桃炎の症状として、喉の痛みや高熱・頭痛、体の怠さや筋肉痛などがあります。
早期発見・早期治療を行う事ができれば、数日の服薬で症状は治まりますが、重症化した場合には、炎症の箇所がさらに広がり、扁桃周囲炎や扁桃の周囲に膿が溜まってしまう扁桃周囲膿瘍が併発することがあります。
このような状態になってしまうと、治るまでに時間がかかるだけではなく最悪の場合には手術をしなければならない可能性もありますので、注意が必要となります。

慢性的な症状は合併症の危険がある

扁桃炎の原因としては、細菌やウイルスの感染が挙げられますが、免疫力が正常であれば発症する可能性は弱いと言われています。
つまり、扁桃炎を発症したという事は免疫力が低下している可能性があるということです。

免疫力が低下する理由としては、慢性的な疲労やストレス、他の感染症による影響などが挙げられます。
また、一度でも扁桃炎に罹ったことあるという場合には、一度症状が治まっても、再発してしまうことがあります。
症状が慢性化しないようにするためにも、普段から予防をすることが重要です。

扁桃炎の予防方法として最も大切な事は、免疫力が低下しないようにするということです。
バランスの良い食事を心掛け、疲労やストレスが溜まらないようにしましょう。
また、喉が乾かないようにすることも重要です。
定期的にうがいをしたり、マスクをすることにより、喉の乾きを防ぐことが出来ます。

1年間に4回以上、扁桃炎の症状が繰り返されるという場合には、症状が慢性化していると言えるでしょう。
慢性扁桃炎は急性扁桃炎に比べると症状が軽い場合も少なくはありませんが、腎炎やリウマチ熱、心内膜炎などの合併症を引き起こす可能性があります。

炎症が頻繁に起こるという場合には、使用する薬の副作用の心配もありますので、扁桃摘出という手術を勧められることがあります。
扁桃を取り除くことによって、症状を完治・改善させる事が出来る場合も少なくはありません。
扁桃を取り除いても、免疫力が低下するということはありませんので、それほど心配をする必要はありません。
手術後は、痛みや違和感、味覚障害などが残ることがありますので、事前にしっかりと確認をしましょう。